【1. 冒頭:まずは結果発表】
Minecraftカップ2025 中国ブロック大会の結果が出ました。 私たち「下関エントレ(チーム名)」の結果は……
なんと、「自治体パートナー賞」のダブル受賞です!
- 🏆 スマートシティしものせき賞(下関市)
- 🏆 私と小鳥と鈴とのながと賞(長門市)
地元の「下関市」に加え、隣の「長門市」からも評価をいただけたこと、まずは素直に喜びたいと思います。
【2. 舞台裏:綺麗なストーリー…ではありません】
「地元のために頑張ったんですね、偉いですね」 そう思われるかもしれませんが、正直に白状します。彼らは最初からそんな殊勝なことを考えていたわけではありません(笑)。
スタート当初の彼らは、まさに「自由奔放」。 「俺の作りたいものを作る!」「カッコいいからこれ置く!」 そんな初期衝動だけで走っていました。
しかし、指導者の私から見れば一目瞭然でした。 「このままでは、去年の成績を超えるどころか、箸にも棒にもかからない」
そこからは、まさに戦いでした。 時に厳しく「怒りモード」で接し、あっちへ脱線しそうになる彼らを「そっちじゃない!」と引き戻す。 「なぜそれを作るのか?」「それは課題解決になっているのか?」 粘り強く軌道修正を繰り返す日々でした。
【3. 評価の理由:ローカルではなく「ユニバーサル」】
そうやってギリギリまで修正を重ねて、なんとか形になった最終作品。 それが今回評価されたのは、「地元のニッチな課題」を解決したからではありません。
彼らが提示したのは、「未曾有の災害」という、日本全国どこでも起こりうる危機への解決策でした。 特定の地域に限らない、しかし誰もが自分事として捉えられる「普遍的な(ユニバーサルな)課題」に対し、彼らなりの答えを出した。
そのメッセージの強さが、結果として下関市や長門市という自治体の担当者の方々にも、「これは私たちの町にも必要な視点だ」と響いたのだと思います。
【4. 結果発表の夜:期待と落差のジェットコースター】
そして迎えた12月19日の結果発表ライブ。 ここでまた、別のドラマが起きました。
結果発表は、19:00からYouTubeライブで行われました。私を含めてチームのメンバーは自宅のPC 画面の前で固唾を呑んで見守っていました。発表が次々と進み、30分ほど経過したところで、いよいよ中国ブロックの結果発表です。
最初に「スマートシティしものせき賞、下関エントレ!」と呼ばれ、歓喜したのも束の間。 続けてすぐに「私と小鳥と鈴とのながと賞、下関エントレ!」のアナウンス。
「えっ、連続受賞!?」 「この流れ、もしかして中国ブロックの賞を総取りして、全国大会に行けるんじゃ…!?」
画面の前の私たち(特に昨年の地区大会経験者のヒカルと私)は、完全に「勝利のバイアス」にかかりました。心臓の鼓動は最高潮。「来るぞ、来るぞ、全国キター!」と身構えたその瞬間。
最優秀賞で呼ばれたのは、別のチーム名でした。
「……ズコーッ!!」
期待値がMAXまで上がっていた分、その落差たるや(笑)。 まさに、天国から地上へ(地獄ではないですが)叩き落とされたような、見事なオチがつきました。
【5. 子どもたちの「サバイバル能力」】
今日、教室でメンバーに会ってその話をしました。
ヒカル(経験者): 「連続で呼ばれた時は、正直『全国行けるかも』って思った。やっぱり悔しかったなー。でも、2つの賞をもらえたのは満足してる」
ユウマ(初参加): 「プレゼンの時は緊張しすぎて吐きそうだった。原稿も一行飛ばしちゃったし…。でも結果が出てよかった」
冷静に成果を認めるヒカルと、極度の緊張を隠して戦い抜いたユウマ。 そして、実はこの結果発表の日、残る2人のメンバー(アサヒ・ソウタ)は、翌日に控えた「中学受験」というもう一つの大きな戦いの真っ只中にいました。
マイクラという「答えのない問い」に挑みながら、受験という「正解のある問い」にも立ち向かっていた彼ら。 結果発表のライブを見る余裕すらなかったかもしれない彼らの健闘を、私は心から称えたいと思います。
【6. 結び:それぞれの戦いを越えて】
作りたいものと、求められるものの間で揺れながら、最後まで走り抜けたメンバーたち。 そして、その裏で「中学受験」という別の大きな戦いにも挑んでいたメンバーもいます。
ただ楽しく作るだけじゃない。 「評価される形に仕上げる」という苦しみを乗り越えて手にしたこの2つの賞は、彼らにとって大きな自信になるはずです。
授賞式では、受験を終えたメンバーも揃って、改めてこの「戦果」を噛み締めたいと思います。
「下関エントレ」、本当によく粘りました。おめでとう!


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